こんにちは。七転び八起きです。本日のカレーは六本木から。六本木といえば、僕のよく行くカレー店「カーヴェリホームキッチン」を紹介した。あちらはインドカレーをナンやライスやドーサなどで楽しみ、ゆっくりと食べるのにおすすめの場所。それに対して今日のお店「デリー 東京ミッドタウン店」はとにかく手短に、ココイチのようにサッと食べたい、だけど美味しさにはこだわりたいという贅沢な悩みをお持ちの方やランチ時間にはぴったりのお店なのだ。
では紹介しよう。
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デリーとは？
「デリー」の創業は1956年。僕は1970年代だからそれよりも前に始まっている老舗のインド・パキスタン料理専門店だ。創業者は富山県の田中敏夫さんで富山出身の方。第１号店は上野店でその当時はカレー粉を使用していないカレー料理を提供する唯一のお店としてオープンし、その当時の日本人が知っているのはインドと言えば首都の「デリー」だったので分かりやすくインドカレーを連想しやすくするため店名を「デリー」とすることにしたようだ。
過去には新宿や軽井沢など店舗を展開したが今は上野、銀座、六本木の３店舗に集約している。しかし、「デリー」の暖簾分け店舗は全国に数多くあり、先の３店舗以外にも「デリー」の名前を見かけるのは、暖簾分けの店舗のようだ。
カレー料理専門店 デリー 東京ミッドタウン店
そんな中で今日紹介の六本木にある「デリー 東京ミッドタウン店」は2007年の東京ミッドタウンオープンの時から営業しているお店だ。場所はガレリアの地下1階でマーケットストリートの中にある。六本木駅から地下を歩いてミッドタウンに入りガレリアの入り口の右にある花屋さん、そしてすぐ隣りが「デリー 東京ミッドタウン店」。ただ、先に言ってしまうと難点がある。このお店はとても小さいのだ。写真でも見て分かるかもだけど、通りの脇にちょこんとあるのでカウンター席が中心。
だから、とにかくカレーを食べるということだけを考えれば○（まる）。逆に食事の時間をゆっくりと楽しみたいという人には合わない。えっ？そもそもカレーでゆっくりしようと思わないって？(笑)
東京ミッドタウン店のメニュー
メニューはこんな感じ。だいたい1000円ぐらい。さらにこれ。
キーマカレーもあるけど、それほど種類は多くない。インドカレーでよくあるナンはなく、全てライスとなるところも注意。東京ミッドタウンのランチは15時まで。ランチの価格は1000円～でサラダと1口サイズのタンドリーチキンがついてくる。辛さについてはメニューに★で示されているので分かりやすい。個人的には販売終了が2つもあるのが気になる。辛いのが苦手というわけではないけど今回は「バターチキンカレー」にした。ランチセットにしたので1000円（バターチキン）＋100円の1100円だった。1000円以上のカレーにするとちょっとお得感薄れる(笑)
バターチキンカレーのランチセット
これがバターチキンカレー。注文してから待つこと2～3分ぐらいだったかな。かなり早く料理提供された。タンドリーチキンが入っていると書いてあった通りでごろっとしたチキンが入っている。見た目も綺麗なカレー。味はとても濃厚で美味しい。辛さはマイルドとなっているだけあってそれほど辛くはない。ただ、もちろん辛みはあるので家庭で使うカレールーの甘口のような辛みがないものではなく「ピリッ」と辛い感じだ。だから十分にカレーを食べているという辛さを感じられる。
ランチセットのオリジナルサラダ2種とタンドリーチキンはライスの皿の上に一緒に乗ってくる。タンドリーチキンの味も辛すぎず食べやすい。オリジナルサラダ2種とはいえ、本当にちょっとした野菜が付いてくると思うべきで、ランチセットのメインはタンドリーチキンがちょっとついてくるということかなぁ。個人的には。
総評：手早く美味しいカレーライスを食べたいときに
今回訪れたカレー料理専門店のデリー東京ミッドタウン店。ランチセットで1100円というのは正直ちょっと高いかなと思う部分はあるが、場所が場所だけにその分の価格がのっかっていると考えれば、味も含めて納得の内容なっている。特に1000円でランチセットに出来るカレーはお得感があると思う。注文してからの料理提供も早く、美味しいカレーライスを食べたいときには、うってつけのお店だと言えよう。また行こう。以上、こういう場所でこの店構えだから平日よりも土日祝の方が空いているかもと勝手に思っている七転びでした。