【読書】日下公人著『発想の極意』を読んで得たヒント

日下公人著_『発想の極意』こんにちは。七転び八起きです。本日のブログは本。僕の大好きな日下公人さんの著書です。その名もズバリ『発想の極意』。さて本書を読んでみたら色々なヒントが得られたので備忘録も兼ねて記したいと思う。著者はいま売れている本の著者達に比べると大分年齢が上になりますが、年齢を重ねたからこその意見、経験を参考に出来る良書です。

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日下公人流の発想の極意

本書で印象に残っていること

『発想の極意』を読んで僕が印象に残っていることが何個かある。

  1. 100点は必要なのか?70点で良いのかを考えて取り組む
  2. 物事やニュースに含まれるメリットとデメリットと発信者の視点
  3. これから求められるのは拡散思考
  4. 情報は手作りのものに価値が生まれる
  5. 教養のある人とはストーリーを組立てられる人
  6. 現場と経験を大切にすること

日下さんの考えていることってとにかく視野が広いというか、様々な観点からの考察がなされていると感じる。それは他の著書を見ていても思うことがよくある。他の人の著書や意見では目にすることがないようなことが語られ、しかも自分の経験からの話がとても多い。長年の経験だけでなく、何かを経験するときにたくさんの視点を使って情報を受け取るので、同じ事象を目の前にしても、僕とは全く違う経験として蓄積されていくのではないかという気がする。

本書を通じて考えたこと

人の視点って当たり前だけど無意識に「自分の」「いつもの」視点になってしまう。そしてそれに気が付かず目の前で入ってくる情報を処理。以前にある人から言われたことがある印象に残っている言葉として「人は何かの機械。なぜならあることをインプットすると決まったあることをアウトプットするから」ということを思い出した。つまり無意識に反応して言動や行動をしてしまうということ。

本書で日下さんの考えの極意を読んでいて、何かを考えるときや捉えるときにに意識して自分の視点を意識して「いつもの反応」になっていないかを考察することができれば自分の在り方を変えられるのではないかと考えた。思い込みを取っ払ってみたらどうなるか、ifを考えることによって抜けられない穴や解決出来ないと思っていた問題に対するヒントや突破口が見えるようになると思った。

そして本書では繰り返し経験することは大切、現場が大切という内容が目に飛び込んで来て、机上で考えるのではなく現場で見て聞いて考えることで得られるものから発想は生まれるという。インターネットやスマホが普及したからこそどこでも簡単に手に入る情報。ただ、それをどう受け止めるかは現場での様々な経験が役に立つし、その経験から得た視点で作られた自分の手作りのストーリーは他の人に伝えると魅了する物になっていくのだろうと思った。

本書を読んで今後行おうと思うこと

では、僕がこの本を読んで今後行っていこうと思うことは何かというと下記。

  1. 物事を捉えるときに他の視点で見たらどうなるか?を意識する
  2. 情報を受け取るときにこの発信者の意図や視点を意識する
  3. 経験を価値のあるモノにするためのストーリーを組立てる

誰視点?何視点?そんなものを意識しながら、また折角ブログを書いているのだから経験したことを自分の中で価値あるものにするためにストーリーを組立てて発信していこうと思う。いや~、皆さんも日下さんの著書、良かったらいかがですか?

そんなこと言いながら、なかなか記事の更新が進まない七転びでした~(笑)

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