今日は僕のお気に入りスニーカー、mobusについて書こう。僕は普段、mobus(モーブス)というブランドのスニーカーを履いている。最近ではリュックをmobusのリュックを持っている人を町中で見かけることもあるようになったが、まだまだスニーカーを履いている人はほとんど見ない。そういう意味では、人とブランドが被らずお洒落なスニーカーをそこそこリーズナブルに購入を考えるなら、mobusは1つの選択肢となるはずだ。今回はそんなお気に入りmobusのスニーカーを新調したので紹介しよう。
ドイツ生まれのスニーカーmobusを知っているか?
2003年に復活したブランドmobus(モーブス)
mobusというブランドのスニーカーを知っているか?mobusはドイツ生まれのスニーカーで1936年のベルリンオリンピックでは公式シューズにもなったブランドなのである。その後1982年に生産が中止されしばらく空白期間が続き、2003年に復活したのだ。
そして2004年に日本に上陸。つまりブランドとしてはまだ日本で20年も経っていないので浸透していないのは当然のこと。今ではシューズだけでなくバッグなどもmobusブランドがあり、もしかするとバッグの方を持っている人の方が多いかもしれない。
だが、ここで言っておきたい。スニーカーとしてモーブスはいい。今後、もっと知られていくことになるだろうと。モーブスのスニーカーの多くは革製で質感が良く、革靴用のワックスを使ってメンテをすればきれいに使い続けることもできる。また、最近はテレワークの増加やオフィスにおいてもカジュアルな服装がOKなところも増え、ビジネスシューズよりもスニーカーなどを履く機会の増加していることから、mobusを手に取る理由もより大きくなってきている。
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スニーカーとしてのモーブスの特徴
まず、mobusのスニーカーを10年以上履いてきた僕が考える特徴はこうだ。
- オシャレで幅広いパンツにコーデできる
- 多くのモデルは革製で丈夫、汚れに強い(革靴のワックスで磨ける)
- クッション性に優れていて歩き疲れない
- 1万円を切る価格設定のモデルが多くコスパが高い
- 人とブランド被りすることが少ない(今のところ)
こんな感じである。とくに個人的にはデザインが好きで、色としては白・クリーム系のラインナップが充実している。清潔感のある白、落ち着いた感じのクリーム系の色のモーブスは、様々なファッションスタイルにコーディネートできる汎用性の高い万能スニーカーなのだ。それでいて履きやすく、歩いていて疲れにくいのだからもうこれ以上のぞむこともあるまい。
この記事はmobusを新調したタイミングで書いている。
購入したのはバルカナイズドコレクションのSIEG
バルカナイズ製法によるシューズの恩恵
今回購入したのはmobusのバルカナイズドコレクションのひとつSIEG。これのフランスをイメージしたラインが入ったモデルにした。恐らくmobusのメインカラーは、別モデルのドイツで国をイメージした黄・赤・黒の3色のラインになっていた。
このSIEGが採用しているバルカナイズ製法というのはシューズの作り方の一種だ。スニーカーの売り文句として目にすることもあるこのバルカナイズ製法は技術と手間が必要なものなの。かなりざっくりと言ってしまうと接着剤を使わずにソールとアッパーを生ゴムを使って固定するため手間暇かかるが、丈夫で履き心地の良いシューズを作ることができる。シューズによってはソール(靴の底のクッション)を接着剤で固定しているので、接着剤の劣化によって、ソールが剥がれてきてしまう。
僕も以前に履いていたアディダスのランニングシューズで接着剤の劣化によってソールがはがれてしまったことがある。バルカナイズ製法を使ったスニーカーならそんな心配は無用だ。ただ短所もある。それはソールの交換ができないこと。だからソールがすり減ってしまったら、修理は出来ないので靴を新調することになる。
箱のデザインも個人的にはお気に入り
また、個人的にmobusは箱のデザインも気に入っている。女性用のモデルも同じデザイン。シューズの箱なんてすぐに捨ててしまうのでどうでも良いという人も居るだろう。ただ、僕はこのシューズの箱、お気に入りだったりするのでシューズメンテナンス用のワックスとか入れるために使ったりしている。
靴底のデザインはモデルによって異なる
モデルSIEGの靴底のデザインはこんな感じだ。モデルによって靴底のデザインは異なっている。雨の日なども滑らないし、クッション性が高い。靴屋で見かけることがあったら是非一度、履いてみるといい。
痒いところに手が届いている
シューズの紐にも好きなポイントが
僕がmobusを好きな理由のひとつがこの靴紐の先端部分。ちゃんと金属で加工してあるのだ。激しく動いたりしてすれてしまっても紐の先がほつれてきてしまう事が無いのである。ただし、最近はモデルによって金具加工されていない紐が付属するケースも。その代わりと言ってはなんだが、先端が金属(mobusロゴ入り)になっている靴紐(シューレース)も、オプションとしてあるので、購入してもよいと思う。折角丈夫に作られたスニーカーなのだから、履き方次第では長持ちさせられる。だからこそ靴紐の先までちゃんとしているのは嬉しいのである。
スニーカー新調するときに選択肢にいれて損のない一足
いかがだろうか。今回、新調したmobusのSIEG。良い感じが伝わったと思う。スニーカーを買う際に予算の都合もあるだろうが、1万円以上するパトリックなどのこなれたブランドシューズを検討しているなら、モーブスは一度、履いてみて欲しい一足だ。取扱店が増えてきているとは言え、どこでも見られるものではないので、まずは公式ページで近くの取扱店をチェックし、見に行くことをおすすめする。とにかく、履いてみて自分の足に合うかを確かめるべし。
以上、僕の好きなmobusはスニーカーを新調するときの選択肢の1つに入れて損のないものだとお伝えしておこう。
※2020年3月に買ったmobusの写真も追加