こんにちは。七転び八起きです。今日のコーヒーのお題はハンドドリップコーヒーを家で楽しむのにおすすめの器具、アイテムについて。普段はコーヒーを別のブログ「78cafe」で書いています。これはその78cafeからの出張記事的な感じです。
いままで僕自身が家でコーヒーを楽しむのに色々と使ってきたコーヒー器具の中で「鉄板」をご紹介します。まだ家でコーヒーをドリップしたことがない初心者のあなたも購入の参考にどうぞ。僕の好みもあるけど、実際に使った物で厳選しているのでハズレはなし。
スポンサーリンク
ハンドドリップに必要なコーヒー器具
さて、この記事を書くにあたりハンドドリップに必要なモノを整理しておこう。知ってる人は読み飛ばしてOK(笑)。自宅でハンドドリップコーヒーを淹れるのに必要なアイテムは「ドリッパー」「フィルター」「ミル」「ドリップポット」、この4つは最低必要。さらに他にあると便利なのは「サーバー」。これらのアイテムで僕が今まで使ったことのあるもののおすすめを【リーズナブルに始めたい人】、【ちょっとこだわりを出したい人】、【高価だけどその価値はあるものが欲しい人】に分けてご紹介。ちょっと最低限必要なアイテムから脱線してしまったものもあるけどご愛敬ということで(笑)
とにかく簡単にリーズナブルに始めたい人におすすめのアイテム
ハリオ V60円錐型ドリッパー VD-01T
まずはドリッパーから。リーズナブルに始めるならやはりプラスチック製。そして個人的にはハリオのV60。円錐型のドリッパーで、普通によく見る台形型のドリッパー(カリタやメリタ)とはちょっと違う。ポイントは円錐型ドリッパーは、抽出するとさっぱりとクリアな味わいになりやすく万人受けする味わいになること。そして個人的には1箇所だけ紙を折れば良いのが楽(笑)。これは1~2杯用(VD-01T)。
ハリオ 円錐型フィルター VCF-01
フィルターはV60の対応だからこれ。円錐型のフィルターであれば他のメーカーのものも使えるけども、ハリオのものを買っておけば間違いなし。また、ハリオの円錐型フィルターは取り扱いしているリアル店舗も多いので、手に入れやすいのも良いところ。注意点はドリッパーの大きさによってフィルターの大きさも違うこと。1~2杯用(VCF-01)か3~4杯用(VCF-02)かなど、ドリッパーの大きさに合わせて選ぼう。
メリタ プロペラ式 電動ミル ECG62-1B
ではコーヒー豆を挽いて粉にするためのアイテム「ミル」について。これは賛否両論あると思うけど、僕が家でコーヒーを淹れるのに重視するのはラクチンで美味しいこと。そうなるとリーズナブルでラクチンで美味しいとなると「ミル」は電動のプロペラ式となる。僕はメリタとカリタの電動のプロペラ式ミルを使用した事があるけど、メリタの方が使いやすかった。理由はコーヒーを挽いたあとに、コーヒーの粉をペーパーフィルターをセットしたドリッパーに移す作業が必要なのだけど、本体がメリタの方がカリタより細いから移しやすいから(笑)。そんなわけでこれがおすすめECG62-1B。
カリタ ドームミル(手挽きミル)
続いては手挽きのコーヒーミル。手間を掛けてもいいから「より」美味しいコーヒーを淹れたいなら手挽きのコーヒーミルは選択肢の1つとなる。その時の絶対条件は「蓋がついている」こと。蓋がないとミルを回したときにコーヒー豆が飛び出してくることがある(経験済み(笑))。そんなわけで蓋付きで低価格なのはこれ。カリタのドームミル。
購入のときの注意点は手間がかかるというのは覚悟が必要ということ。手挽きミルはどこでも売ってるし、よく見かけるから最初はこれからって思ってしまう人もいると思う。僕もそんな1人だった。やはり一日に一回は飲むし、楽してコーヒーを淹れたいというときには電動がおすすめです。
KEY COFFEE コーヒーサーバー300ml
次はコーヒーをドリップするとき、抽出したコーヒーを落とすサーバー。これはとにかくメンテが楽なのがいい。そうなると取っ手までガラスだととても扱いやすい。僕が使っているやつでおすすめはキーコーヒーのサーバー。そして注意点というか大事なポイントがここにもある。サーバーで絶対にちっちゃい奴、小さいものを買うべし。これかなり重要です。
よくヨーカードーやイオンのようなGMSに行くと600ml以上入る大型のサーバーが売っているけど、あの容量をドリップすることはほぼ無い。たいていの人は家でドリップするときに3杯分ぐらいまで。そうすると小型で良いのだ。600ml以上なんて普段の抽出では使わないし、大きいから邪魔だし、ドリップしているときにどのぐらい抽出が終わっているかわかり難くなる。。ホントに。1~2人だったらそ300ml前後の小さいものを買おう。
ドリップポット CR-8877
そして最後はドリップポット。おすすめのポイントは低価格であってもある程度、ちゃんとお湯が細くも出せること。そうなるとこれですね。もっと良いものを求めればお金を出せばあるけれど、最初の頃はこれでも十分楽しめる。
ちょっとこだわりを出したい人におすすめのアイテム
続いてちょっとこだわりを出したい人におすすめのアイテムを紹介。ここでは僕が使ってきた物の中でこれはちょっとこだわりはじめた時に器具をいろいろと買い足しみてアタリだったものをご紹介。
KEY COFFEE クリスタルドリッパー
拘りの「ドリッパー」だけど、なんと言ってもKEY COFFEEのクリスタルドリッパーがいい。ハリオのV60と味の差が出るのか?と言われると僕は以前に実験をしているが、あまり分からなかった(笑)。おすすめのポイントといか拘りのポイントはなんと言っても形が綺麗。人が来たときに出すとちょっと目立つ(笑)。そんなアイテム。
フィルターはKEY COFFEEのものもあるけど、ハリオのV60のVCF-02がそのまま使えるのでいちいちハリオとKEY COFFEEでフィルターを買い分ける必要がないのもいい。
カリタ ウェーブドリッパー
そして拘りの「ドリッパー」でいまいちばん僕が好きなのはカリタのウェーブドリッパー。こちらはSCAJ2018の会場でもとても多くのブースで使われていたもの。僕が持っているのは燕市で作っている銅製のものと、比較的安価なガラス製のもののふたつ。おすすめのポイントは、ドリップするときに蒸らすとき・抽出するときにお湯がじっくりとコーヒーの粉を通って落ちていくことで、ウェーブドリッパーだから出来る味になること。円錐型ドリッパーとはまた明らかに違う味になる。
サイズや材質が色々あるのでバリエーションを楽しむことも出来る。大きさに応じた専用フィルターが必要なのでそこは注意。
ハリオのネルドリップセット(DPW-3)
さらにドリッパーとしてというかフィルターも含めセットみたいになってしまうけど「ネルドリップ」は一度やってみて欲しい抽出方法。僕自身はずっとペーパードリップでやってきたのだけど、暫くしてから「ネルドリップ」もやってみたらこれがまた面白い。今ではその時の気分や出したい味によってペーパードリップと使い分けている。ネルドリップならハリオのセットがおすすめ。ペーパードリップについては小型の1~2杯用をおすすめしていたけど、ネルドリップは多分、この大きさの方が使い勝手が良いと思う。ハリオのネルドリップのセットDPW-3。
ネルドリップをおすすめするポイントは、ペーパードリップと比べて「ネルドリップ」で抽出するとコーヒーの味が柔らかくなること。とがった味を楽しみたいなら「ペーパードリップ」で、まろやかな味わいなら「ネルドリップ」という感じで使い分けできるのはコーヒーライフの幅を広げる。
ポーレックス コーヒーミルミニ
そして次は「ミル」。僕が今まで購入したミル・・・・カリタの手挽きミルを4種類、電動プロペラミルは2種類(カリタとメリタ)、カリタの電動ミル(ナイスカットG←今ここ)、ポータブルの手挽きミル(ポーレックスのミニサイズ)。そんなにミルを使ってきて、これはユニークというのはポーレックス。ポーレックスは外出先にも持って行けるしすごく便利だった。
おすすめのポイントは手挽きだけどホントコンパクトだし、分解して掃除も簡単にできるのがいい。このミニサイズが便利。ゴムのところにハンドルを外して挟むことができて持ち歩きのことを考えられた仕様がいい。
月兎印のスリムポット
それから「ドリップポット」は琺瑯タイプの月兎印で知られるもの。これはおしゃれアイテム。先日、78cafeの方で、ステンレスなどの金属ポットで抽出するとイオン化するお湯によりコーヒーの味が変わるそして、南部鉄器や銅などはイオン化せずにお湯を沸かしてドリップすることができるとのこと。味が違うと書き込みをいただいた。琺瑯はガラスの技術を応用している訳なのできっと美味しいコーヒーになる。
ハリオ ドリップスケール VST-2000B
最後はドリップスケール。持っていると練習の役に立つし、抽出量や抽出時間の違いなどを意識してコーヒーを楽しむ、研究することが出来る。高価な物をあるけど、僕が使っているのはハリオのVST-2000B。これで必要な機能は十分だと思う。
高価だけど実はすごいおすすめのアイテム
カリタの電動ミル:ナイスカットG
そして最後は値段はちょっと張るけどおすすめの器具をご紹介。まずはなんと言ってもカリタの「ナイスカットG」。最大のおすすめポイントは美味しいコーヒーが淹れられるということ!これでコーヒー豆を挽くと本当に綺麗に挽ける。粉の均一性がすごい。コーヒーの粉の大きさが均一になると、抽出したときの味が変わる!これです。
お手軽でありながら美味しさも追求する。ハンドドリップコーヒーを家庭で淹れるためのミルとしては決定版ではないかと思う。コーヒーの挽きの細かさをダイヤルで調整出来るので扱いが楽。ホントに早く買えば良かったなぁと思うアイテム。写真はSCAJ2018の会場でつ買われていた物。僕の使っているのは色違いのグレー。価格は2万ちょっとだけどその価値は十分にある。
KINTO(キントー)のブリューワースタンドセット
2つめはKINTOの金属フィルターとスタンドとサーバーのセット。格好いいし、金属フィルターで抽出するとコーヒーの油がペーパーやネルに比べて確実に多く抽出され、コーヒーの味もまた全然違うものとなる。スタンドがあるとドリップスケールを使って抽出量だけ量ることも出来るので便利。価格は1万5千円ぐらい。写真はちょっと雰囲気作りでモノクロに(笑)
Kaico ドリップケトルS K-30 琺瑯のドリップケトル
3つめのおすすめはKaicoの琺瑯ドリップケトル。ドリップケトルSだ。おすすめのポイントは、ドリップするときにお湯が本当に綺麗に落とせる!ということ。そして琺瑯であるということもおすすめの理由。ステンレス製のドリップケトルの場合、沸かしたお湯に金属の匂いというか味が移ってしまうと言われている。琺瑯ならばそこは問題なし。つまり美味しいお湯を沸かすことも可能ということ。
こちらもちょっと高価だけども買ったら絶対に満足出来る一品。
星の数ほどある器具だけど愛着を持って使用したい
今回はこれでも絞ったつもり。まだまだ紹介したいモノはあるけど、結局、どういうモノを使うにしても愛着を持ってる器具って素敵だと思う。なんだかんだで僕もカリタのドームミルなんかは既にこの1年、稼働していないけど家のインテリア的な感じで置いてあるし、ドリッパーも新しいモノを買っても今まで使っていた物を使ってみたり。とにかくコーヒーって楽しんで自分なりのやり方で淹れて飲むのが一番。
また新しい発見があれば記事にしたい。ではでは~。
器具は分かったけどコーヒーはどれがいいの?という方はこちらをご覧下さい。コーヒー豆のおすすめをご紹介しています。